Re-creation
「20㎞も40㎞も走って、そんなに疲れるならやめたほうがいいよ」
「仕事で疲れているのに、なぜまた走るの?」
当院のクライエントさんが、周囲の方から実際に言われた言葉です。
確かに、フルマラソン完走後の疲労は軽いものではありません。
時にはケガをすることもあるでしょう。
目標タイムに届かない、あるいはレース自体を完走できないこともあります。
しかし、ここで考えていただきたいのは、スポーツが「レクレーション」ではなく「Re-creation(再創造)」として機能するという視点です。
走ることは単なる気晴らしではなく、
仕事や日常のストレスで揺らいだ心身を、もう一度立て直す行為でもあります。
シリアスに取り組む必要はありませんが、娯楽だけとも違います。
目標を立て、そのプロセスを創造し、自分なりに積み上げていく——。
その途中には不調や停滞もありますが、それらはすべて“通過点”です。
乗り越えることに価値があります。
実際、上記のクライエントさんも
「走っていた方が、頭も体も、そして心も調子が良い」
とおっしゃいます。
高いレベルを追う必要はありません。
しかし、必要以上に低く設定する必要もありません。
大切なのは、自分で決めることです。
走ることについて語るときに私の語ること
「自己記録を更新した瞬間の達成感」
「初マラソンを完走した時の充実感」
目標を掲げ、それを成し遂げた時——
あなたはどんな気持ちになるでしょうか?
映画を観終わった後とも、本を読み終えた後とも違う、
身体の奥から湧き上がるような感動がありませんか?
マラソン(ランニング)は、
自分の行為が自分自身を感動させる、非常に特別なスポーツです。
そして時に、あなたの挑戦が周囲の誰かの心を動かすことすらあります。
これはレベルやカテゴリに関係ありません。
私自身も何度もその体験に救われてきました。
だからこそ、多少苦しくても走り続けるのかもしれません。
大切なのは、
止まってもいい、でも前を向いていること。
これはマラソンだけでなく、仕事や人生にも通じる姿勢だと思います。
ケガや不調で落ち込むこともあるでしょう。
しかし、その瞬間こそサポートが必要です。
当院は、そんなあなたを全力で応援します。
一緒に感動を共有しましょう。
皆様の来院をお待ちしております。
コンセプト~経験×理論×実践
私は中学1年生から陸上競技を始め、大学卒業までの10年間、競技生活を送りました。
その間、多くのケガに悩まされ、とくに大学3年の箱根駅伝を目指していた時期には坐骨神経痛(梨状筋症候群)を発症しました。
20年前は、今ほどコアトレーニングや姿勢トレーニング、科学的トレーニングが普及していた時代ではありません。
そのため、私自身を含め、多くの選手が痛みや伸び悩みに苦しんでいました。
その経験を経て現在の道に入り、
解剖学・スポーツ医学・スポーツ生理学に基づきながら、
市民ランナーから実業団ランナーまで多様なレベルの選手の治療と指導に携わってきました。
選手としての視点、治療者・トレーナーとしての視点。
その両面から「ランニング」を見つめ続けてきた結果、
本質的に必要なトレーニングが何かが明確になってきました。
すべてのレベルに共通して言えることは、
前方へのスムーズな推進動作と、バネを活かした走りです。
もちろん、ケニアの選手のような走りをすぐに身につけることはできません。
加えて、日本人の生活スタイルは、その“走りのエッセンス”が薄れやすい傾向にあります。
だからこそ、フォームの中にその要素を意識的に取り戻していく必要があります。
逆に言えば、
それらが反映されていないランナーほど、伸びしろが大きいといえます。
Author:行方悟郎 Goro NAMEKATA
私は中学1年生から陸上競技を始め、大学4年生の卒業まで10年間の陸上競技生活をおくりました。 当時から様々なケガをしてしまい、箱根駅伝出場を目指していた大学3年の秋には坐骨神経痛(梨状筋症候群)を発症しました。
当時のスポーツ整形の医師からは「完治は難しいかも」と言われていましたが、どうしても復帰したいたい一心で手術を受けました。 手術その後のリハビリ、トレーニングを続け、復帰はしたのですが、結果的に最後まで痛みや違和感はなくなりませんでした。
同じように多くの人が ケガが治ったと思って走ったら、また痛くなった、怖くて長く走れない、走って良いのかわからない。自分のケガ(身体)には何が必要なのかわからない、走ってもすぐ疲れてしまう、思うように走れない。という状況に少なからずなっていると感じます。
私は「いつか上記の経験(失敗)や想いを仕事に活かしたい」と考え、はり師、きゅう師などの資格を取得しました。また様々な現場(部活動、大会帯同、接骨院、病院、フィットネスクラブなど)でこれらのことを実践してまいりました。 そして「本当に自分が伝えたい、提供したい治療やスタイル」を突き詰めた結果、現在のスタイル(リライズ鍼灸院)になりました。
◆鍼灸師
◆(公)日本陸上競技連盟B級トレーナー
◆ピラティスリーダーシップコンセプトマットⅠⅡ修了
◆認定心理士
◆習志野高-流通経済大学-トライデント医療看護専門学校
PB/Half1:22:48 Full2:59:37
飛騨高山ウルトラマラソン100㎞完走8回
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン120㎞完走

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