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『認定心理士』

 

【認定心理士取得、まあベーシックなところです】
通信制大学、といっても36単位、期末テスト、また4科目は各2日計8日の面接講義やレポートがありボリュームはありました。
面接講義は名古屋大学の鈴木先生等々、主題以外の講義も興味深いものでした。
さて体系的に学ぶと単位の関係もありますが、あまり興味がない統計学、研究法などにも取り組むことになります。(近代科学に依るならば統計学は絶対なのです。)
面白いことにそういった科目も含め理解することで、イマイチ腑に落ちなかった本の文脈や行間が読めるようになります。

 

ところで心理学というと、相手の心が読めるとか、心を操るというように思う方も多いです。
しかし相手の心も読めませんし、心を操ることもできません。
ニュートン理論はどのリンゴにも当てはまりますが、心理学的理論というのは汎用とはいえない。
ときおり一定の理論が当てはまるクライエントもいるかもしれないが、「誰でも」ではないのです。
またセラピスト次第でクライエントの反応は変わります。これは鍼灸施術などにも同様の事がいえます。その意味ではツボや経絡なんていうのはセカンドインプレッションではある。
上記のことからセラピスト側の在り方やプレゼンスを探索することが心理学の本質であると故河合隼雄先生は言われています。

 

進化心理学から紐解くポリヴェーガル理論

心理的要因は当然施術に影響します、またポリヴェーカル理論、自律神経と辿るなら心理学の体系的な理解は必要です。

 

 

主にセラピストや指導者向けのセミナー開催を予定しておりますが、今日のストレス社会、都市化社会の中では一般の方も理解をされるとご自身の心の充てにもなりましょう。