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『ジュニアアスリートのケガ』

 当院にも高校生アスリートやはり陸上部が多いです。
先日も県内では上位3位くらいにはいつも入ってくる高校生アスリートが来院。


高校生になると
・日常の練習量が増える
・身体の成長が著しい
・レース・競技会が多い
競技が専門化される

など多くの要因があります。長距離種目に関してはやはり

「専門化」される=「距離が増える」という要因があります。

 

「走りながら身体を強くする=必要な筋出力、筋出力維持」

 という、まぁ走り込みですね。

ただこれは「必要な筋出力、筋出力維持」が不可になった時にケガに繋がりやすいです。

そこで「補強運動」「筋トレ」「体幹」など様々な捉え方をしますが、「走らないトレーニング」で何をするかですね。

 

 



脚で走らない、身体で、腕で走る・・


結論か申し上げますと「コレ」をやっとけばいいというのはありません。逆説的に言えば何でもいいんです。

 

ただ「走るために○○の意味で必要」としっかりと理由付け、頭で認識できているかどうかですね。

 

高校生くらいだとそろそろ理解したい。

ただ、私も高校時代は意味もなく腹筋200回とかやってた(;^_^A

 

具体的には一般的な「スクワット」から、「胴体・骨盤→脚」への連鎖、「左右対角線」の動きなどを意識したトレーニングなどもいれたいです。

 

 

 

 さて、大学でも続けるという選択肢を除けば、真剣に部活に打ち込めるのは高校3年間がラストです。

 

その「今しかできない」ことに力を注いで頑張ることは素晴らしいことだと思います。そこにレベルやカテゴリの差異、区別はないと思います。
いつか「今」頑張っていることが「将来」に活かされると思いますよ。だからこそ「今」に集中しましょう。