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『静岡・大井川TrialMarathonサブ3』

 12/20(日)静岡・大井川TrialMarathonにてサブ3を達成いたしました。2時間59分37秒(ネット)、グロスでは3時間0分41秒となっていますが、ウェーブスタートの1組目(1分おきで自分は2組目)を基準としたグロスなので実質グロスは2時間59分41秒といったところなのかもしれません。

 

おそらくネットを公式扱いとなると思います。

 
【レース振り返り】

当日のスタート会場は8時すぎの段階で風速5Mという強風と気温3℃という寒さで、ウォーミングアップをしてもあまり身体が温まらない状態、特にスタート整列、周回折り返しの競技場のホームストレッチはもろに風をうけました。整列しながら、「今日はサブ3無理や」とスタート前は考えていました。



もう少し記録向上できる

スタートして、カーブしホームストレッチの強風から逃れられ、追い風になるため少し楽に感じますが、やはり本コース往路は強い風をうけました。

 

ただ強風ではあるが、うまくコースと風の影響(復路追風)を勘案すればサブ3できると考え、走りながら以下を設定しました。

 

・ミクロな戦術としては

〇とにかく「硬くならない」

①フォーム・・コア、肋骨、呼吸の意識。

②給水や補給も復路でとり、楽をする。

③着地でのエネルギーリターンをもらえる様に心掛ける、それができていればよいフォーム(動き)といえる

 

・レース戦略は

①往路ペースダウンは想定内、復路はペースアップ

②20㎞→25㎞、30㎞→35㎞の往路での大幅なペースダウンを抑えるのとその為の脚を残す

③35㎞→40㎞は余韻で走れる

といったプラン。

 

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以下5㎞毎ラップと心境。

0  →5㎞ 0:20:50 向風 (思ったより走れる、できるだけ集団内に)
5㎞ →10㎞ 0:20:14 追風 (給水補食はリラックスした追風で)
10㎞→15㎞ 0:20:54 向風 (呼吸やコアを意識する余裕はある)
15㎞→20㎞ 0:20:31 追風 (周回循環する競技場の向風がきつい)
20㎞→25㎞ 0:21:07 向風 (自分がグループ先頭で引っ張ってしまう)
25㎞→30㎞ 0:20:40 追風 (ここで脚を使い過ぎ!勢いに任せすぎ)
30㎞→35㎞ 0:21:55 向風 (急に体が硬くなる、痙攣、この後一人旅)
35㎞→40㎞ 0:22:47 追風 (折り返しても楽にならない、手のしびれ)

 

30㎞通過時は4'08"/㎞平均でしたので、これは2時間57分くらいでFINISHできるのでは?と期待しましたが、やはりラスト10㎞は別物でした。風を受けると疲労、低血糖などもあり動きが徐々に硬くなり、ハムストリングスから腓腹筋に軽い痙攣を感じるようになってしまいました。

 

そうなるとピッチもストライドも伸ばせません。本当に痙攣していまうともうレース自体が終わりですから、そう考えると恐怖でした。

 

ともかくも前半の貯金をなんとかキープして2時間59分37秒でFINISH。

強風もありましたが、これが今の自分の力です。

 

2016 静岡マラソン  3゜01′11” (37歳)

2020 TrialMarathon 2゜59′37″ (42歳)

 

 それでも年齢に伴う、細胞・・組織の諸所の劣化はあるはずだが、トレーニング、食事(栄養)、休養(ケア)の工夫で記録は望める証左を自分でつくれたのが最良の功績です。そしてこの経験は今後の治療やパーソナルトレーニングなどに還元してまいります。

 

寒い中での給水、走路、ボランティアスタッフの方々ありがとうございました。

また応援いただいたお客様、サポートしてくれた家族に感謝です。

そして、ランナーの皆様お疲れさまでした。