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トレーニング原則①

【ランニングにおけるトレーニング原則(リライズRP篇)】
今日、マラソン・ランニングのトレーニングは「トレーニング方法」は様々な方法謳われています。
私が中学生のころでも「インターバル」「ながし」「ペース走」「レぺティション」などすでに学生は理解していたと思います。

ここ最近では「関節連鎖」「体幹」や「ドリル系」もよく行われているようになり、脚の上げ方一つでもトレーニング要素として一般化されてきました。

これらは「ミクロ」のトレーニング、ボディコントロールと言い換えることができます。もちろんそういった要素も「タイム向上」には欠かせません。

それとはまた別に根本的(マクロ)な原理原則は
「速く走りたければ、速く走る」
「長く走りたければ、長く走る」
「速く長く走りたければ、そのように走る」
というものです。
その根底には「順化・順応」ができているかどうかポイントとなります。

<当然スピードは大きなファクターであることはまちがいない>


たとえば高高度登山(エベレストなど)では身体機能、細かく言えば「呼吸器系・循環器系・消化器系・内分泌系・運動器系等」を低酸素、低圧の状態でも平地と同じように動作・機能ができるようにして少しずつ高度をあげ(順化順応させ)、頂上を目指します。

これらが円滑でなかったり、計画性が著しく欠如、体力消耗がある場合は高山病を発症したり時には死にいたります。

同様にもし、サブ4のランナーが5000mを15分で走ったら(もちろん走れない)死ぬか呼吸困難に陥るでしょう。しかし25分では走れます、なぜならそのペースには「順化・順応」できているからです。

 

もっと簡単にいえば

「ペース(スピード)に慣れる」×「距離(時間)に慣れる」と思考し、今やっているトレーニングはどちらの要素を多く含んでいるのか、またこの二つが

「身体主観的にきつくないか」「一部の筋肉、関節に過度な負担になっていないか(痛み)」まで掘り下げるとトレーニング計画のイメージが明確になります。

 

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