ランニング:どう着地すべきか②

東京マラソンでついに日本記録更新!

 

2018東京マラソンで設楽選手が16年ぶりにマラソン日本記録を更新しました。

結果だけをみれば設楽選手の「従来のマラソントレーニングとは一線を画す考え方」が功を奏したといえるでしょう。

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前回のコラムでフォア着地、ミッドフット着地踵着地とふれて参りました。

 

前回の記事 → ランニング:どう着地すべきか①

しかしながら、実際には着地のムーブメントからフォーカスするのではなく全体のフォームを通して結果的に「フォア着地」「ミッド着地」にそれぞれ、どうなってるかという戦略をたてるべきでしょう。

更にいえばフットストライク〜ミッドサポート期において足部よりも胴体が過度に遅れてきていないかをフォーカスすべきでしょう。

過度に遅れている場合は相対的に脚部はオーバーストライド の位置になっており様々な弊害が発生します。

 
  • ハムストリングスへ過度な負担
  • 脚部への要稼働エネルギー増加
  • 前進ベクトルの低下
  • 脚部への余分な捻れ(障害要因増加)

上記のことを鑑みるとやはりフォア着地傾向で早くテイクオフ(離趾地期)に導いたほうがよいのでは?という思考に確かになります。

しかし、よくみるとハイレベルの選手でも踵着地の選手は沢山いるのです。

 

ただ体幹の前方への移行がとても速いため踵着地でも上記の悪い状態にはなっていません。

共通していえるのがどちらにしても足趾、足首を「柔軟に力強く』使えているということです。

したがって足元(足部)の動きはもちろん重要なのですが、股関節ひいては全身の動きから変えていかなければうまくいきません。

ざっくり言ってしまえば着地自体(のみ)を修正するフォーム変更は難しいということになります

 

大切なのは足趾〜足部(足首)〜股関節〜体幹のコントロールエクササイズを行うことです。結果的によいランニングムーブメントとなります。

フォームというよりムーブメントを変えていくこと発想でよいのです。

その結果的フォームが変わります。

お客様ももちろん、私も現在取り組んでおりますが、実際、地味なエクササイズも多いです。

それだけにランニングの奥深さがまたわかりますよ。